2011年6月23日木曜日

ネタの神は僕を見捨てていなかった…よい子はマネスンナ

完璧に反面教師にしてね、ってネタですね。
よい子というか、一般人にはマネのできないアホっぷりを発揮してしまったというネタです。
以下本文をどうぞ。
夏にふさわしく(!?)、ホラー小説っぽく書いてみました。

生ぬるく、湿気を帯びた重たい空気が僕と愛車を包んでいた。
厚い梅雨の雲に覆われた空には、星明りは見えず、節電で数の減った街灯も、遠慮がちに瞬いているだけだった。
頼りない明かりが前を照らす。
かすかな違和感を感じながらも、頭を振ってそれを拒絶すると、僕は静かに走りだした。
それが、愚かな過ちだったことを、そのときの僕がどうして知り得ただろう。

体調はすこぶる快適だ。軽やかにペダルを踏み込むと、愛車は敏感に反応する。僕は一条の矢の如く、重い空気を切り裂いて夜の道を走り抜けた。

しかし、爽快な気分とは裏腹に、違和感は増すばかりだ。
心臓の、鼓動が、妙に耳に響く。

湿気を帯びた空気が、光を吸い込むようだった。
頼りない明かりは、揺れて闇の中に溶けていった。
ナニカガオカシイ。僕が気づいたときには、明かりは消えていた。

軽くパニックに陥ると、僕は必死でハンドルを握りしめ、闇の中を走り始めた。
ゆっくりと這うような速度で。時折、猛スピードで僕の横を車が走り抜ける。そのたびに、僕は恐怖で身をすくませるしかなかった。

やがて、前方にコンビニの明かりが見える。助かった。
大きく息を吸った僕は、滴る汗を拭うこともせず、コンビニへ足を踏み入れた。その僕を見た女性の店員は、顔色を真っ青にして、絹を裂くような悲鳴を上げた……。

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若干脚色を加えていますが、最後の一文以外、ほぼ実話です。
(最後の一文だけ実話の方がまだ救われる。ちょっと悲しいけど)

そうです。やらかしてしまいました。
走行中に、前照灯の電池が切れて、短い距離とはいえ、無灯火走行になったんです。
すぐにコンビニで電池を購入できたので、助かりましたが、危ないところでした。
前兆(妙に暗かった)はあったのに、それを無視してしまったのが敗因です。
やっぱり、「おかしいな」と思った時には、立ち止まる勇気が必要だと感じた、昨日の出来事でした。

ちなみに、ライト君(CateyeのEL-135)の名誉のために記載しておきますが、えらく短期間で電池が尽きたのは、僕の操作ミスの可能性大です。
諸事情により、もともとついていた、コーダブルームのライトを、CateyeのEL-135に交換したのですが、、コーダブルームのライトはスイッチを押すごとに、点灯→点滅→オフが切り替わるのに対し、CateyeのEL-135は、スイッチを押すごとに、点灯→点滅が切り替わり、電源オン/オフはスイッチ長押しになります。
この操作の違いを度忘れして、点灯→点滅を切り替えて、電源をつけっぱなしにしていた可能性がすこぶる高いです。

ほんと、書けば書くほど、自分のアホさがよくわかって悲しくなりますが、負けずに頑張りたいと思います。

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2 件のコメント:

  1. こんにちは 遊びに来ましたw

    自転車のライトが急に切れると怖いですよね。
    しかも長時間もちますから私も最初は切れることは
    考えておらず予備の電池も持っていませんでした。
    長い距離を走る機会が増えてトラブルに合った時は怖いなと思い今は装備品をそろえてトラブルに備えています。

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  2. > Akataruさん

    こんばんは、こちらでははじめまして♪
    電池も装備品の一つに必須ですよね。
    こうして失敗を糧に、学習していけるのも、ある意味楽しいもんだと前向きにとらえています。

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