2011年8月31日水曜日

ペダル・ペダル・ペダル(中編)

さて、先日ポチポチと発注しました。
工具(ペダルレンチ)と、自転車乗りのお約束(?)デュラエースのグリス。


ペダルレンチは不要説もあったのですが、さして高くもないので、購入を決定。
しかし、工具類ってセットで購入した方がお得なんじゃないかなぁ。なんて気がしてきました。
ホイール交換時には、スプロケットリムーバーあたりを買わないといけないので、今のうちにセットで買っておけばよかったかな、なんて少し後悔。

それはさておき、本日、ショップよりメールが入りまして、9月2日に発送してもらえるようです。
なので、順調にいけば土日の間にペダル交換ができるわけです。

これに先駆けて、本日はとあるものを購入してきました。

2011年8月28日日曜日

幸福な自転車乗り考:まちがいだらけの自転車えらび/エンゾ・早川



最近、僕のブログからリンクを貼らせて頂いている、たてわき07さん、もりぞーさんが相次いで、「ロードバイク欲しい病」を発症されました。
ちなみに、ロードバイク欲しい病とは、以下のような病気です(大嘘ですよ、念のため)。

『ロードバイク欲しい病とは、クロスバイクを購入した人の8割が感染し、うち半分以上が発症してしまう病気のこと。
高い感染力(クロスバイクを購入した人の大半が感染する)、発症率、発症した際の病状の重さ(治療には高額なロードバイクを購入する必要がある)から、危険な病気だが、発症した患者は、それ以外の病気(糖尿病などの成人病)の発症リスクが軽減するなど、プラスの面もあることから、BSLのリスクグループはGroup2に分類される。』

ちなみに、僕も立派なキャリアですが、幸いにも、愛妻(笑)の監視のおかげで、発症のリスクはほぼ0です。
にも関わらず、なんでタイトルの本を挙げるのかと言うと、ぶっちゃけ言うと、発症したお二人に、この本を参考にして欲しくないから!
賛否両論あるこの本ですが、僕は否定的感想が強いです。詳細は以下にて。

ペダル・ペダル・ペダル(前編)

プロローグで頂いたコメントを参考に、僕の自転車の使い方から、向いてそうなものを絞り込みます。
やっぱり、チョイ乗りだったり、スーパーまでお買いものと言った使い方をするので、両面ビンディングで、シューズも限定されるタイプは却下。

と言うことで、いくつかの候補に絞ることが出来ましたので、ヘルメットの際と同じく、消去法で潰して行きましょうということで、昨日、現物を見に行ってきました。

候補は、チャーハンさんからお勧め頂いた、両面のPD-M545、PD-T780、当初からの候補になっていた、片面のPD-A530、PD-A520の4つです。

残念ながら、PD-T780は現物を見ることが出来なかったのですが、それ以外の3つは見ることができました。
見た感じ、PD-A520はスニーカーでは乗りずらそう……と言うことで、候補から外します。
続いて、PD-M545ですが、軽いは正義の自転車の世界の中で、他候補から200g近く重いのは、大きくマイナスです。まぁ、僕が重さ云々を言うな、と言う説はありますが(笑)。

そして、最後です。
結局、価格その他が、かなり似通った(?)2商品が候補に残りました。

リフレクター装備(これは賛否あるでしょうが)、標準がマルチクリートと、僕のような初心者を狙い撃つかのような商品で、僕の用途に機能面で合いそうなPD-T780。
ネックは、現物を観れなかったことと、色が黒の樹脂しかないこと。
僕の愛車は、シルバー系の色なので、それに合わせたい!
逆に、PD-A530は色はシルバー系なので、特に違和感はなさそうです。
デザインを取るか、機能を取るか。悩ましい問題ですが、ここはデザインを取ることにしようと思います。

これで購入物件が決まりました。
今日か明日あたりに、最安値と必要な工具を確認して、ポチりたいと思います。
もしかすると、実際にポチる段になって、心変わりがあるかもしれません^^;

ペダルって難しいよね、と言う方はクリックをお願いします。

にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ
にほんブログ村

2011年8月25日木曜日

登場人物が魅力的:闕所物奉行裏帳合/上田秀人

ここ数日、Google先生がコメントをスパム認定する率が高いです。
って、こんな月間PVが1000~2000ぐらいのブログにスパムしたって、あんま意味ないと思うんですけどね。
僕がいやがらせで反映させてないわけではないので、気づき次第、スパム認定を解除しますので、コメントして頂いた方は、お気軽にお待ち下さい。

その点、書評ネタはあまりコメントも頂かないので、ブログ記事書くのが気楽でいいです。

やや自虐の入ったお知らせはこれぐらいにして、本題。
本日は、時代小説ファンの中では、人気があるらしい、上田秀人氏の作品の中で、先日、第五巻『娘始末』が発売になった『闕所物奉行裏帳合』を取り上げようと思います。
ちなみに、タイトルの「闕所物奉行」ですが、闕所(財産没収刑)の責任者であり、没収した財産を幕府に収める役目を持っています。
かなりマニアックと言うか、僕は初めて聞いた役職です。

2011年8月23日火曜日

ペダル・ペダル・ペダル(プロローグ)

前回の物欲シリーズ(ヘルメット)については、『ヘルメットをめぐる冒険』と言うタイトルをつけました。
何も意識していなかったのですが、村上春樹氏の『羊をめぐる冒険』を無意識にインスパイアしたタイトルだったんでしょう。

と言うことで、ネタか物欲が尽きるまで、物欲シリーズのタイトルは村上春樹氏の小説のタイトルをインスパイアしてつけることにしました。今回の元ネタは『ダンス・ダンス・ダンス』です。
氏のファンの皆様、大変申し訳ありません。

ちなみに、『羊をめぐる冒険』も『ダンス・ダンス・ダンス』についても、読んだ記憶はありますが、ストーリーがさっぱり頭の中に残っていません。
村上春樹氏の文章は、英文を翻訳したみたい、とも言われますが、僕から見ると、独特の比喩とユーモアの混じった、きれいな文章ですが、中身が頭に入りにくい文章のようです(重ねてファンの皆様、申し訳ありません)

2011年8月21日日曜日

初○○~弱きもの、汝の名は編

いつもは馬鹿な僕ですが、たまには若干の知性を見せようと、記事のタイトルに『ハムレット』の台詞をあててみました。
元の台詞は、ハムレットが、父である王の死後、心変わりして再婚した母に対する嘆きを込めて、言った台詞、「弱きもの、汝の名は女なり」ですね。

僕も、何度心変わりして引き返そう、足をつこうと思ったことか……。やっぱり、僕の場合、有言実行ライドが非常に有効だと改めて実感しました。
では、ルートラボにて、コースのご紹介を。



2011年8月20日土曜日

初○○~サカとは違うのだよ、サカとは編

何回かブログにも書いたような気がしますが、私は秋に一人センチュリーライドを予定しています。
本日、そのルート選定に大きな影響を与える実験を行いました。


写真の意味するものは?















2011年8月15日月曜日

読後さっぱり:エデン(近藤史恵)

※ちょこちょこネタバレ個所は、白字で書いてます。全部読みたい方は反転させて下さい。

読後、結構引っ張ってしまったのは、感想が二転三転してしまったからです。
ようやくにして、感想が落ち着いてきたので、そろそろまとめてみようと思います。

言わずと知れた(?)『サクリファイス』の続編ですが、『サクリファイス』を読んでいなくても、物語に入っていけるよう、工夫されています。

その前作との比較で言えば、ミステリ要素はさっぱりと言うか、皆無です。
ただ、それは悪いことではなくて、スポーツ小説として、より密度を増して、ロードレース/ツール・ド・フランスの世界に読者を誘う効果をあげていると思います。

ストーリーは、ツール・ド・フランスを舞台に、チーム消滅の危機と、それに伴うアンフェア(フランスの若き新星、ニコラを勝たせるため、チームのエース、ミッコをも蹴落とすような)な競争、そして付きまとうドーピングの影を描きながら、主人公白石誓(チカ)の選択、走りを描きます。

レースも終盤に差し掛かったところで、プロトンを襲う悲劇がやってきますが、それぞれの登場人物に来年のツールの舞台(作中で言う『楽園=エデン』)での宿題を与えられ、次のステップを踏んでいけるので、さっぱりとした読後感を得られます。
(ドニは死に損……?『サヴァイブ』も読んだ後だからこそかもしれませんが、生きているからこそ、次があるんだ、と言うメッセージにも感じます。穿ちすぎかな?)
僕が思う、それぞれの登場人物の来年のツールでの宿題は以下です。

チカ:ニコラに堂々と勝負を挑む。
ニコラ:またツールの舞台に戻ってくる。
ミッコ:山岳ステージでも勝利し、今度こそ完全な王者になる。

彼らがどういう形で宿題を解くのか、続編を読んでみたい。そう思わせる一冊です。できれば来年のツールの前に出版して欲しいなぁ。なんて思うのはよくばりすぎでしょうか(笑)

それにしても、 ツールで登場するジャージ(黄色のマイヨ・ジョーヌ(総合一位)、水玉のマイヨ・グランペール(山岳賞)など)を、巧みに小道具に使っているのは、すごく描写が上手だなぁ。と思いました。


個人的なお気に入りは、ニコラがマイヨ・ジョーヌ(黄色)を手放した後、再びマイヨ・ジョーヌを取り戻すべく、マイヨ・ブラン(白)を身に着け、果敢にアタックをする 「賢くはないが美しい」彼を「白い鳥」になぞられるところ。なかなか乙な描写です。

この辺のジャージの説明も含め、ロードレースやツール・ド・フランスを知らない人には、入門書代わりに手に取ってもいい本だと思います。

2011年8月13日土曜日

メカトラその後と東京坂道めぐり(第二回)

前回、フロントがインナーに入らないよ、と言うメカトラの話をしましたが、何かとバタバタしていたこともあり、実に1週間放置してしまいました^^;
また、事象は、「坂道でインナーに入らない」だけではなく、全般にフロントの変速がうまく填まらない感じに。

と言うわけで、さっそく購入店に持ち込んでメンテをしてもらってきました。
フロント・ディレーラーの位置・角度が若干ずれていたようで、それをあわせてもらって終了。
ついでに、ビンディング・ペダルやらを見せてもらおうと思いましたが、混んでいたので、さっさと帰れオーラを感じて、退散することにしました。

このまま帰ってもよかったのですが、メンテの結果を体感しようと、近場の坂をいくつか登ってくることにしました。

と言うわけで、さっそく写真でご紹介。

1.八幡神社(赤羽)の坂(名称は適当です)

こんなお遊びのために登るなんて罰当たり満開です。
えーと、無事にインナーに入りました。見た目の傾斜の割に、何故かすんなり登れた感じが。

坂下から
坂上から



















2.うつり坂(たぶん)

激坂ではありません(繰り返しますが、激坂だから写真撮っているわけでも、登っているわけでもないですよ)が、なんとなく雰囲気がいい坂。緑がきれい。
東京都内でセミの声をこんなに聞くのは久々な気がする。

坂上から
坂下から



















3.以下名称不明の坂たち。

以下名前が判らない坂ばっかりなので、写真だけで(説明割愛)。
うーん。スマフォ使いこなせてないなぁ。写真とGPSを連動させれば、どこで撮ったかわかるのに。

お墓とテニスコートの合間の坂。



















ゆるやかなカーブで上がちょっと切れた
ゆるやかなカーブなので坂の途中から


私道だったかも。

途中で右に曲がります。




































これまで、心ひそかに赤羽は住みたくないなぁ。となんとなく思っておりましたが、写真を撮りながら自転車でまわると、緑が多い街だったことに気づきました。
スイマセン、これまで。美味いうどん屋もあるので、これからはひいきにします。

P.S.
ほんとは行きたかったグルメスポットもありましたが、暑さで日和ました。
僕は暑さに弱いもやしっ子なので、夏は苦手です。


坂道探訪シリーズ化を記念して、ぽちっと押してください(嘘)

にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 自転車ブログ クロスバイクへ
にほんブログ村

2011年8月6日土曜日

悪意の形:薔薇を拒む/近藤史恵

『サクリファイス』→『サヴァイブ』と来たのに、まだ『エデン』に手を出さない僕。
読破はしているんですが、感想がイマイチ定まらないんですよね。
と言うことで、先に同じ近藤史恵氏の『薔薇を拒む』を取り上げます。

二人の孤児(そして美少年)が、陸の孤島であるお屋敷に集められるところから、物語は始まります。
主要登場人物は皆、美男美女で、屋敷では殺人事件が起こり……とクラシカルなミステリー風なお話です。

現代を舞台にしつつ、現代ではないような雰囲気の小説ですね。

耽美的で、クラシカルなミステリー風の作品なので、一気に読み終えてしまいましたが、実に微妙な読後感。
と言うのは、登場人物たちが、皆、腹に一物を抱えているように感じるからでしょうか。特に、二人の少年の雇い主である、光原氏の悪意が非常に気持ち悪いです。
(ネタバレになりますが、二人が屋敷に集められた理由です)

近藤史恵氏は、この「悪意」の書き方やとらえ方が上手な作家のように思います。
『サヴァイブ』でも、「事故が起きても、自分の悪意が原因とは言い切れない」ように悪意を込める姿を書いていますし、『サクリファイス』の袴田の復讐も、似たようなにおいを感じます。

『エデン』でも同じように悪意(ではないのかもしれませんが、結果だけを見ると悪意)が、描かれています。
詳しくは『エデン』の回に書こうと思います。

と僕が、こんな感想を抱くきっかけになった一冊ですので、近藤史恵氏のファンであれば、一読の価値はあるかと思います。

東京坂道めぐりと護国寺のお洒落美味いラーメンポタ

東京にはたくさんの坂がある。そんなことをご存知でしたか?
なんと、700以上も坂を訪れ、写真とともにまとめておられるサイトを見つけ、興味を持ったので、自分も坂を訪れるポタリングをしてみました。

では、さっそく写真を。
あ、ちなみに激坂を求めて行ったわけではないので、妙に激坂写真が多いのは気のせいです。

2011年8月1日月曜日

ヘルメットをめぐる冒険(あとがきに変えて感想)

先日、無事にヘルメット(BELLのLUMEN)を受け取ったと記事にしましたが、その後、雨にたたられて自転車に乗れず。
ようやく、先週末(7/30)に少し走ってこれたので、あとがきに変えて感想を書いてみようと思います。
我が家の玄関に鎮座する猫様